多文化関係学会 第16回年次大会
Japan Society for Multicultural Relations 16th Annual Conference
2017年9月8日~9月10日 Sept.8~Sept.10, 2017
藤女子大学(北16条校舎)
札幌市北16条西2丁目
地下鉄南北線 北18条駅下車 徒歩5分
ABOUT
- 多文化関係学会 第16回年次大会
- 大会テーマ
- 多文化共生社会への道―記憶・課題・展望―
The Path toward Multicultural Society: Memories, Agendas, and Prospects
- 9月8日(金)プレカンファレンス
- 北海道の多文化性の原点を探る
(於:北海道博物館)
- 9月9日(土)本大会初日
- 基調講演:「北方世界の多文化的状況―近代前夜のアイヌ民族と近隣諸民族との交流―」
講演者: 佐々木 史郎(国立アイヌ民族博物館設立準備室主幹)
- 9月9日(土)本大会初日
- パネル・ディスカッション: 「東アジアの多文化関係―負の相互イメージからの脱却は可能か―」
- 9月10日(日)本大会二日目
- 英語プレゼンテーション・ワークショップ
ラウンドテーブル・ディスカッション
- 9月10日(日)本大会二日目
- 学際シンポジウム: 「多文化共生社会の実現に向けて―実践から導かれる理論―」
CONCEPT
大会準備委員長からのメッセージ
2017年の多文化関係学会年次大会は、「多文化共生社会への道―記憶・課題・展望」のテーマのもと、北海道札幌市で開催いたします。日程は9月8日(金)~9月10日(日)です。多くの学会員による研究発表ならびにポスターセッションへのご参加を心から期待しています。
今大会では、北海道の歴史的背景を踏まえて、基調講演を国立アイヌ博物館設立準備室主幹の佐々木史郎先生にお願いいたしました。近世の蝦夷地(北海道、樺太、千島)におけるアイヌの人々を中心とした文化交流の歴史を、明治時代以後の先住民族統治政策と比較することで「多文化共生」という概念を、時間軸にそって相対化していくような方向でのお話となるようです。また、プレカンファレンスは、北海道道立博物館で学芸員によるレクチャーを予定しています。博物館のすぐ隣には、観光地「北海道開拓の村」もありますので、時間に余裕がありましたら、少し早めに来ていただいてそちらにもお立ち寄りください。
学際シンポジウムでは、多文化共生社会実現に向けた教育を3人のシンポジストとともに、実践と理論の双方から考えます。もちろん、パネル・ディスカッション、英語プレゼンテーションワークショップ、ラウンドテーブル・ディスカッションも予定しています。
例年より少し早めの開催となりますが、大会準備委員会一同、皆さまと、ここ札幌でお会いできますこと、心から願っています。札幌で集い、語らい、笑い、ともに学びましょう!
なお、大会の詳細は、順次多文化関係学会第16回年次大会Webページとメールで案内いたします。